『冬のぼくたちは』/aoyama

寒くなると冬の曲を聴きたくなるし、その欲求を満たしてくれる素晴らしい曲は数多く存在する。

その中でも今年の僕はこの曲で過ごしたい気分なのだ。

冬が終わる頃は 街を駆けてく
君に会えるのだろう 約束なんて何もないけど

探した答えは 乾いた風のなか
いつか春が来て ゆっくり思い出す

『冬のぼくたちは』/aoyama

寒空の下でする深呼吸を夢想してしまう。鼻から吸い込んで温まることなく肺にまで入り込むあの冷たさ。痛いんだけど心地よくてついもう一回と吸い込んでしまうあの冷たさ。

ふんわりとした温もりがこもった心地よいポップスなのだが、ベースのお陰で背筋は伸びている。それに誰もに馴染む親近感のある声を通してストンと耳に入ってくる曲は聴く人を選ばない懐の深さをもっているように思える。

実際ボーカルの方はCMとかのナレーションとか多く担当してるようで妙な親近感はそのせいかもね。

というかこういう曲がめちゃくちゃ好みだ。マジでもっと評価されるべき曲なのでは…??というかこの曲が収録されたアルバム『月を読む』自体が名盤です。必聴。

あとyoutubeにはショートverしか存在していないのでフルを聴く場合はサブスクなどを利用しよう。