2020-01-01から1年間の記事一覧

『冬のぼくたちは』/aoyama

寒くなると冬の曲を聴きたくなるし、その欲求を満たしてくれる素晴らしい曲は数多く存在する。 その中でも今年の僕はこの曲で過ごしたい気分なのだ。 冬が終わる頃は 街を駆けてく君に会えるのだろう 約束なんて何もないけど 探した答えは 乾いた風のなかい…

『Watch Dogs Legion』は冷酷だった【感想】

『Watch Dogs』シリーズは街中をスマホ片手にコソコソとハッキングし、パルクールしながら銃を撃つ。たまにカーチェイス。そんなゲームだ。 影に隠れ、遠隔で物を操る時の暗躍感とイタズラ感は大きな魅力の一つで、爆発するパイプの範囲内に敵をおびき出す瞬…

『白日』/中田祐二

顔のみ、かつクマの被りモノをしているという『Hotline Miami』を想起してしまうデザインをしているアルバム、「école de romantisme」(エコール・デ・ロマンティズム)に収録された名曲がこの白日だ。 元は「椿屋四重奏」というバンドで活動していた彼が解散して初めて…

『紫陽花と雀』/大槻美奈

すごく複雑な曲なのにスッと入ってくる不思議な曲だ。音の密度というか、曲が持つ重量とボリューム感に震える。 暗めのピアノポップかと思っていると突然リズムとがガラリと変わり、また変わり、また変わる。こう書くと忙しないように聞こえるが、実際忙しな…

『SPENSR』で深夜を過ごそう。【推薦】

真夜中は正真正銘自分だけの世界だ。誰も起きていない。誰も出歩いていない。誰も自分も事を気にしない。最高の時間であることは言わずもがな。そんな街に繰り出して歩きながら小躍りしたくなる夜はきっと誰にだってある。僕は度々あるぞ。 そんな夜を彩るも…

『ボク姫PROJECT』で女装男子を理解したぁい!【感想】

女装男子。男の娘とかTSとか、僕はあの手のジャンルに疎い。(厳密に言えばどれも違うらしい。)常日頃から「女の子で良いじゃん。」とか「結局のところ全部ホモでは?」と考えてしまうし、なにより女装をしても男として振る舞うキャラがさほど好きでは無いの…

『暮らしの半分は』/シンリズム

素朴な曲は良い。辛い時も嬉しい時も、いつだって聞けるから。 これもそんな曲だ。控えめなトランペットはどこか恐縮しているようだけど確かにそこにいるし、フルートだったりほかの音をまったく邪魔していなくてフラットに聴くことができる。 バタバタばっ…

『The Last of Us partⅡ』で踊る。【感想】

※バレは最低限にしたつもりですが、気になる方は"少なくとも"チャプター「シアトル1日目」になるまでプレイしてから見るのをおすすめします。 前作の『The Last of Us』は当時主流となりつつあったオープンワールド路線と正反対のリニアなゲームだった。 テ…

『BioShock』を愛してやまない【推薦】

海底二万マイルは好きか? そう、SF小説…というか、ディズニーシーにある同名のアトラクションだ。 あのアトラクションが好きだ。それに僕はピュアであった。高校生になるまでマジで水の中に潜っていると思っていたのだ。 考えれば安全面とかメンテナンス的…

『Colder & Closer』/TOPS

彼女らの素性は分からないんだけど聞きながらずっと「カッコイイナー…」と呟いている。久々に僕の琴線に触れる音楽に出会ったなという感じだ。 というか出会ったのは今朝だ。Apple Musicが教えてくれたおかげでそれからずっと聴いている。 すごく情緒感じる音楽だ。…

『Every Day Is Night』/Gadoro

一日を変え、人生を変えるカクテルを! 『Every Day Is Night』…なんと言っても名曲である。ゲーム共々大好きだ。 そう、何を隠そうこの楽曲は『Va-11-hall-1a』というゲーム内で使用されているBGMだ。 ゲームの感想書いてます↓ ゲームをざっくりと説明する…

『空想フォレスト』/じん(自然の敵P)

「カゲロウプロジェクト」*1に興味は無い。しかし小説と曲のクロスメディアという取り組みはすごく面白いと思っていたし、曲はどれも耳障りが良くて好きであった。とりわけこの『空想フォレスト』が。 流行っている内に読んでおくべきだったんだろうが、その…

『FUNKY ウーロン茶』/SUPER BUTTER DOG

この曲を初めて聞いた時の衝撃はすさまじかった。ウーロン茶の歌なんて初めて聞いたからだ。 どこかで耳にしてからというもの、かれこれ10年以上は頭の片隅でずっとサビが流れ続けていた。 やっとの思い出彼らにたどり着いたのも割と最近の話だ。 喉が乾いた…

『Surfer King』/フジファブリック

僕が学校から帰ると家ではよくフジファブリックが流れていた。母が好きだからだ。 小学校から高校にかけて家に帰ると何かしらの曲流れていたが、耳にした数が多かったのは彼らの曲だったような気がする。 しかしそれらの曲がフジファブリックだと知るのはボ…

『Moon Gas』/Dick Hyman

これが1963年の曲なんて信じられるか? いや、言われればそんな匂いはプンプン感じるが、音質は悪くないし普通にカッコいい。 なんだかスタイルは古いが、シンセの音には古さを感じないというか。年代感を出すためにあえてクラシックな音を出しているみたい…

『Tranquility Base Hotel & Casino』/Arctic Monkeys

僕の知っているアークティックモンキーズはロックだった。 特に5thアルバムである「AM」はミドルテンポでドラムがドシドシ、リフがグイングイン、みたいな僕の好きなタイプのロックが満載ですごくよかった。実際名盤だ。 それこそ「AM」のリード曲は10億回再…

『アカツキの詩』/スキマスイッチ

スキマスイッチでこの曲が一番好きだ。 この曲はアルバムとシングルでメロディが変わるが僕は断然シングル派だ。アウトロの雰囲気とか特に。 絵本みたいなアコーステックの優しい音色とメロディがキレイだ。フルートの音がすてき。 しっとりしたメロディに乗…

『Back To Life』/Mystery Skulls -

この曲は生き返るぐらい気持ちがいい。 高めの声が清涼感マシマシで良い。それに合わせた抜けるようなドラムと重くないメロディが何も考えずに聞ける。 曲中で”Feel so good”が多用されていることからもそれが意識されているはずだ。 このために撮ったのか何…

『LIFE』/n3q?

「ナゾサードクエスチョン」と読むこのバンドは宮崎発のミクスチャーバンドだ。 この曲のキーボードの使い方が静かだけど多彩ですごく好きだ。特に2番でガッツリ入る子供用ピアノみたいな音は意外性があって惹かれる。 ラップもテクさは感じないけどカッコい…

『Cosmo Funk』/Snail's House

Snail's Houseは基本的に歌詞のないエレクトロ系のインスト曲を作っているアーティストだ。いろんな曲調を使い分けれる上にリリース速度が半端じゃない。まさに新進気鋭とは彼のためにあるような言葉だ。曲もどれもいいしね。 そのなかでも『Cosmo Funk』はS…

『Ylang Ylang』/FKJ

「イランイラン」。この曲はそう読む。 同名の花の香りを連想させるがこの曲はあの香りと同じようなものだ。リラックスでき、わずかに異国っぽい。 実際は作曲中に訪れていたフィリピンの場所らしいが、イランイランはフィリピン原産だし、やはり同じような…

『hanashi』/YOOKs

京都から発信しているバンド、YOOKs。彼らの曲はどれも耳障りが良い。 元々はインストバンドとして活動していた経験からなのか、音の作り方や構成の仕方が非常に上手い。 ギターのポコポコとした音やカッティング、波打つキーボード音がとにかく落ち着く。最…

『きかないで いわないで』/Rails-Tereo

この曲のシンプルなメロディに歌詞。そして王道な進行はまさにザ・J-POPと言って差し支えないだろう。 突飛な展開も無く、まっすぐと伸びたポップス道は、シンプルと言えど「ペラい音楽」では無い。体にスッと染みてくる単純明快さが良いのだ。 この曲は特に…

『Thank Me Later』/Anna Of The North

この名前。「北のアナ」ってなんなんだ。 Anna Of The Northは、ボーカルのアナとダニエルによって結成されたデュオだ。二人はノルウェー、スウェーデン出身の北欧コンビ。だから「北のアナ」というわけ。 北欧って字面は無条件に神秘的だ。そんな二人の制作…

『AUDIO ARCHITECTURE』/Cornelius

コーネリアスの曲は音がメチャクチャいい。その「良さ」を今、最大限まで突き詰めた表現がこの『AUDIO ARCHITECTURE』なのだろう。 リムショット一つ、ギターの音一つとってもどれも耳ざわりが良い。それを延々と聞かせてくれるのだ。 そこに一小節に一単語…

『Waltz』/堀込泰行

堀込泰行がめちゃくちゃ好きなのだ僕は。 彼はこんな曲が好きなんだなぁと思いながら聴けるのが良い。 好きなものと作れるものが違うなんてことは往々にしてある。しかし彼自身が取り込んだ好きなものを「堀込泰行」というフィルターを通して聞いている気が…

『何なんw』/藤井風

2020年最注目アーティストの一人と言っても過言ではない彼、藤井風。弾き語り動画などで人気を博していたyoutuberが贈る1stシングルだ。(正直youtuberなのかどうかも僕は理解していない) Youtuberだし、『何なんw』という題名もどこか抜けていて、『イイ…

『Grass House』/KALEO

ドシドシと心臓に響くパーカッション。分かりやすくカッコいいギターリフ。 渋い声。そしてそこから出る渋い”BABA dalala Dalala DA”。言うことなしだ。 KALEOはアイスランド出身のロックバンド。彼らは結成からわずか3年でヒットチャートをかっさらっていっ…

『夢の続き』/メレンゲ

めちゃくちゃセンチメンタルな曲だ。ギターがなんとなく頼りない上に切ない。 クボケンの声も相変わらずフワッとしていて余計に頼りない、切ない。歌詞も相まってやさぐれてしまいそうだ。 聞いていると5時の鐘が鳴って、夕焼けの中帰ったあの時の感覚が込み…

『The chef cooks me』に親近感を感じる。

すばらしいバンドだ。『The chef cooks me』。 何人が知ってるんだ。『The chef cooks me』。 もっと知って欲しい。『The chef cooks me』。 僕は何度でも言うよ。『The chef cooks me』、名前を覚えて欲しいからね。(以下シェフ) 『ASIAN KUNG-FU GENERATIO…